100年人生の新しい「学び」のカタチ
~学びは、知識吸収型から、発信し、フィードバックを受けながら、循環し、拡大する創造活動へ~
みなさん、こんにちは!
キャリア・コンサルタント、そしてライフ&キャリアコーチの遠藤 和です。
100年人生を豊かにする要素のひとつが、「学び」。
いくつになっても「学び」「変化」できることが、とても大切です。
実はこの「学び」も時代とともに変化しています。
先日、リクルートワークス研究所の辰巳哲子さんの講演『「創造する」大人の学びモデル』に参加してきました。
テクノロジーの変化で、日々接する大学生や社会人の学び方が変わってきていることは感じていましたが、それをあらためて大きな変化の流れとして俯瞰してとらえることができて、刺激になりました。
一番心に残ったのは、学びは知識や情報を「インプットする」ことで終わるのではなく、それをアウトプットし、周囲からのフィードバックをもらいながらブラッシュアップしていく、そのプロセスにあるということ。
発信し、統合していく創造活動なのだということ。
さっそくそれを体感する出来事が、家族の食卓での会話でありました!
高校生の息子が「知識をインプットする暗記型の科目」の話をしたので、辰巳さんからもらったエッセンスの「発信することで学びが創造的になっていく」ことや、今はもう「知識や情報」はグーグル検索でパッとわかる時代になったものねと話してみました。
息子「そういえば、今はグーグルで何でも調べられちゃうから、調べたこと(知識や情報)を覚えるよりも、何で調べたか、どのサイトに載っていたか、それを覚えようとする人が多いって、何かの論説文の問題で読んだよ」
私「へぇ~。なるほどねぇ」
息子「だけど、僕が思うに、論理的な思考とかはさ、ある程度の知識のインプットがないとできないと思うんだよね」
私「ああ、確かにそうだね。蓄積があって、体系化できることもあるものねぇ」
私が発したことがきっかけで、息子から視点をもらい、創発的な学びの対話となりました。
発信すると、他者の視点や経験からのフィードバックがあって、学びが進化していく。
こういう学び、本当に楽しいです!